中国語を学習する上で必須である「声調」を覚えるコツを、ふざけながら紹介するコーナーです。
中国語の勉強をする上で、声調を覚えるのが難しいという声を頻繁に耳にします。
日本語にもイントネーションの上下はもちろんありますが、「声調」という概念はありませんからね。
漢字ひとつひとつの声調を覚えるというのは、慣れない作業なのでたいへんです。
ここでは漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、連想ゲームのように楽しく覚えられて、しかも忘れない方法を紹介します。
試験や会話中での「あの声調なんだっけ」がきっとなくなるはずです。
このブログが、より多くの中国語学習者の助けになれれば幸いです。
ふざけて覚える声調。第98回目は「作业」です。
まずはご覧ください。
「作业」は日本語で「宿題」のことです。繁体字で書くと「作業」となりますが、日本語でそのまま読むと「さぎょう」になってしまうので、気をつけましょう。
意味は「サギョウ」ではなく「シュクダイ」です。
声調は「4声+4声」です。今回は、宿題から必ずイメージされる事柄と声調をリンクさせてみようと思います。
学生の皆さん。「宿題」と言えば「忘れる!」ですね。
自分は宿題を忘れなくても、忘れる人はクラスに必ずいます。
そして、のび太くんの影響も有ってか「宿題」→「忘れる」→「叱られる」のエンドレスワルツは簡単につながることになります。
「作业」の声調も、この繋がりを利用します。
「叱る」というのは中国語で「骂 mà」と言います。
一番はじめに声調を習う時の「4声 mà」はこの「骂」で習うことが多いのでみんな知ってますね。
「骂」は4声です。「作业」も4声です。
こうして、「宿題」と「叱る」はセットなので同じ4声である。と覚えることができますね。
イメージ図
今回のまとめ
「作业を忘れると叱られる」
この記事へのコメントはありません。