中国語を学習する上で必須である「声調」を覚えるコツを、ふざけながら紹介するコーナーです。
声調の習得に反復練習は不可欠です。実際に会話するときは拼音や声調など、考えなくてもすらすら出てくるぐらいのレベルを求められます。
ただ我々は外国語として中国語を学ぶので、コミュニケーションに支障がない範囲では、発音を考えながら話しても問題はないはずです。
ここでは漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、連想ゲームのように上手いこと頭にたたきこんでいきましょう。
試験や会話中の「あの声調なんだっけ」がきっとなくなるはずです。
中国語の勉強の息抜きに読んでいただけたらと思います。
ふざけて覚える声調。第89回目は「自行车」です。
まずはご覧ください。
「自行车」は日本語で「自転車」のことです。繁体字では「自行車」となります。
声調は「4声+2声+1声」です。今回は自転車の構造を利用して声調を覚えてしまいましょう。
まずは「自転車」を漕いで前に進むまでのペダルの動きを分解してみましょう。
自転車が走り出すには、まずはペダルを踏み込まなければいけません。
そして、踏み込んだ方と逆のペダルがぐるっと回って上がってきて、またそのペダルを踏込むことになります。
これを連続で行うことによって、自転車は前に進みます。
では、ここからは声調とリンクさせてみましょう。
ペダルを踏込むということは、足を上から下に向かって押しこむことになりますね。
続いて、押し込んだ方と反対のペダルが上がってくるということは、文字通り下にあったペダルが上に移動することになります。
つまりこうなります。
「踏込む」=「下に向かう」=「4声」
「逆のペダルが上がる」=「上に向かう」=「2声」
「あとは走り出すのみ」=「まっすぐ進む」=「1声」
自転車でペダルを漕いで走るまでの流れがそのまま声調になってしまいました。
これなら自転車の乗り方を忘れない限り、絶対に忘れませんね。
イメージ図
今回のまとめ
「自行车の声調は自転車の乗り方そのままである」
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