中国語を学習する上で必須である「声調」を覚えるコツを、ふざけながら紹介するコーナーです。
中国語の勉強をする上で、特に難しいと感じられるのは声調の存在ではないでしょうか?
「漢字の読み方を覚えるだけでもたいへんなのに、声調まで覚えていられない」
「ほかの漢字とこんがらがって、なかなか覚えられない」
私は、こういう苦手意識から中国語の勉強を断念してしまう方を多くみてきました。
日本語にもイントネーションの上下はもちろんありますが、「声調」という概念はありません。
なので、漢字ひとつひとつの読みの方のほかに更に声調を覚えるというのは、日本語を母語とする方にとっては慣れない作業なのでたいへんなんですね。
ところがですね。
逆に言うと、この声調さえ簡単に覚えることができれば、中国語の勉強を楽しく効率的に進めることができます。
ここでは漢字の声調を、色々な角度から解釈しつつ連想ゲームのように楽しく覚えられて、しかも忘れない方法を紹介します。
このブログが、より多くの中国語学習者の助けになれれば幸いです。
ふざけて覚える声調。第146回目は「纸」です。
まずはご覧ください。
「纸 zhǐ」は日本語で「紙(かみ)」のことです。繁体字では日本語と同じく「紙」ですね。
声調は「3声」です。
今回は物質としての「紙」から「3声」の声調記号の形を連想できるようにしましょう。
「紙」の特徴は色々ありますが、今回は折り紙をイメージしてください。
「折り紙」というのは、紙を折って色々な形を作ることができます。
鶴を作ったり、手裏剣を作ったり風船を作ったり。何でもござれです。
このように「紙」から「折る」を連想できるようになりました。
続いて、4つの声調記号を思い出してください。
一つだけ、折れてるヤツがいますね。
こうして「折る」→「3声」が連想されます。
このように「紙」→「折る」→「3声」と繋げることができれば、もう「纸」の声調を忘れることはないでしょう。
今回のまとめ
「纸は折れるから3声」
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