中国語を学習する上で必須である「声調」を、ふざけながら覚えようというコーナーです。
声調の習得に反復練習は不可欠です。実際に会話するときは拼音や声調など、考えなくてもすらすら出てくるぐらいのレベルを求められます。
ただ我々は外国語として中国語を学ぶので、コミュニケーションに支障がない範囲では、発音を考えながら話しても問題はないはずです。
ここでは連想ゲームのように漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、上手いこと頭にたたきこんでいきましょう。
試験や会話中の「あの声調なんだっけ」がきっとなくなるはずです。
中国語の勉強の息抜きに読んでいただけたらと思います。
ふざけて覚える声調。第69回目は「语」です。
まずはご覧ください。
「语」は日本語での表記は「語」です。意味は「言葉・言語」という意味になります。
繁体字でも日本語と同じで「語」と表記します。
声調は「3声」です。今回は言葉というものの性質と声調をリンクさせて覚えてみます。
「言葉」というものは抑揚があります。イントネーションのことですね。
抑揚というのは、言葉の調子の上下や強弱のことを言います。
さて、ここで3声の特徴を思い出して見ましょう。
3声というのは4声の中で唯一、音程の上下があります。
1声は伸ばしっぱなし。2声は上がりっぱなし。4声は下がりっぱなしです。
3声のみ、一度下がってからまた上がります。3声のみ上下があるということです。
「语」には抑揚がある、つまり調子の上下がある。3声にも音程の上下がある。
これで「语」=「上下」=「3声」の構図が見えてきましたね。
これなら覚えやすいはずです。
イメージ図
ちなみに中国語で
日本語のことを「日语」
中国語を「汉语」
外国語を「外语」
と訳します。
全部4声+3声の組み合わせなのでついでに覚えてしまいましょう。
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今回のまとめ
「语には抑揚があるので3声」
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