中国語を学習する上で必須である「声調」を、ふざけながら覚えようというコーナーです。
声調の習得に反復練習は不可欠です。実際に会話するときは拼音や声調など、考えなくてもすらすら出てくるぐらいのレベルを求められます。
ただ、我々は外国語として中国語を学ぶので、コミュニケーションに支障がない範囲では、発音を考えながら話しても問題はないはずです。
ここでは連想ゲームのように漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、うまいこと頭にたたきこんでいきましょう。
中国語の勉強にちょっと疲れた方々の癒しになれればと思います。
ふざけて覚える声調。第11回目は「夜里」です。
まずはご覧ください。
「夜里」は中国語で夜中という意味で、4声と軽声の組み合わせですね。
日本語では「夜」と言えば、日が沈んでいる間の全体を指しますが、中国語では「晩上(夜)」と「夜里(夜中)」を明確に使い分けるみたいですね。
さて、さっそく声調を覚えていきたいと思うんですが。
いや〜、またまたカンニング案件が来ちゃいましたね。もう声調が漢字の中に書かれちゃってるパターンきましたね。これ。
ではこちらをご覧ください。
ありましたね4声。もう明確に漢字と一体化しています。これは間違えようがない。
フォントによっては、部首のなべぶたの1画目が4声に見えるんですが、フォントによっては上記のように真っ直ぐになってしまうので、あえて真ん中の点を4声と見立てることにしました。
では続いて、「里」
「里」は中国語では「内側」という意味で、本来声調は3声です。
本来の読み方はまた別の機会に紹介するとして、今回は軽声なので「夜里」の熟語として、声調を覚えてしまおうと思います。
ここでは、早上と晚上で使った覚え方をリンクさせて覚えてしまいましょう。
(早上と晩上の覚え方はこちら)
このブログでは、早上も晩上も「太陽が沈んでまた昇る形をイメージして3声」という風に覚えましたね。
しかし、「夜里」は夜中なので、太陽が沈みっぱなしでなくてはいけません。
「里」は本来3声ですから、そのままだと結局太陽が昇って終わってしまします。
これだと夜中とは言えませんね。
なので、太陽がせっかく「夜の4声」で沈んだので、「里の3声」を軽声にしてキャンセルしてしまいましょう。これなら陽が昇らないので、夜中のままです。
というわけで今回はこうやって覚えることにします。
「夜里は陽が沈んで昇らないから4声と軽声」
いかがでしょうか。これなら忘れないはずです。
こんなの詭弁だろと感じている方は、お許しを。自覚しておりますので。
とにかく声調を忘れないということが目的なので、寛大な心でこれからもお付き合いいただけると幸いです。
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