中国語を学習する上で必須である「声調」を覚えるコツを、ふざけながら紹介するコーナーです。
中国語の勉強をする上で、特に難しいと感じられるのは声調の存在ではないでしょうか?
「漢字の読み方を覚えるだけでもたいへんなのに、声調まで覚えていられない」
「ほかの漢字とこんがらがって、なかなか覚えられない」
私は、こういう苦手意識から中国語の勉強を断念してしまう方を多くみてきました。
日本語にもイントネーションの上下はもちろんありますが、「声調」という概念はありません。
なので、漢字ひとつひとつの読みの方のほかに更に声調を覚えるというのは、日本語を母語とする方にとっては慣れない作業なのでたいへんなんですね。
ところがですね。
逆に言うと、この声調さえ簡単に覚えることができれば、中国語の勉強を楽しく効率的に進めることができます。
ここでは漢字の声調を、色々な角度から解釈しつつ連想ゲームのように楽しく覚えられて、しかも忘れない方法を紹介します。
このブログが、より多くの中国語学習者の助けになれれば幸いです。
ふざけて覚える声調。第127回目は「样子」です。
まずはご覧ください。
「样子」は日本語で「様子 ようす」、「形 かたち」などを意味します。
繁体字では「樣子」と表記されます。
声調は「4声+軽声」です。
今回は「样子」が表す日本語の意味を使って声調を覚えてみたいと思います。
「样子」の声調を覚える際に用いるのは、そのまま日本語表記にした場合の「様子 ようす」という言葉です。
「様子 ようす」のひらがなの方の1文字目に注目してください。
「よ」ですね。
続いて「4声」をひらがなに直してみると「よんせい」になるんですが。
こちらも1文字目に注目してみてください。
「よ」ですね。
つまり「样子」→「ようす」→「よ」→「よんせい」と連想しようというわけです。
これなら簡単に覚えられますね。
イメージ図
今回のまとめ
「样子の[よ]は4声の[よ]」
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