中国語を学習する上で必須である「声調」を覚えるコツを、ふざけながら紹介するコーナーです。
中国語の勉強をする上で、特に難しいと感じられるのは声調の存在ではないでしょうか?
「漢字の読み方を覚えるだけでもたいへんなのに、声調まで覚えていられない」
「ほかの漢字とこんがらがって、なかなか覚えられない」
私は、こういう苦手意識から中国語の勉強を断念してしまう方を多くみてきました。
日本語にもイントネーションの上下はもちろんありますが、「声調」という概念はありません。
なので、漢字ひとつひとつの読みの方のほかに更に声調を覚えるというのは、日本語を母語とする方にとっては慣れない作業なのでたいへんなんですね。
ところがですね。
逆に言うと、この声調さえ簡単に覚えることができれば、中国語の勉強を楽しく効率的に進めることができます。
ここでは漢字の声調を、色々な角度から解釈しつつ連想ゲームのように楽しく覚えられて、しかも忘れない方法を紹介します。
このブログが、より多くの中国語学習者の助けになれれば幸いです。
ふざけて覚える声調。第147回目は「信」です。
「信」は日本語で「手紙(てがみ)」のことです。繁体字でも、そのまま「信」です。
中国語で「手纸」と書くと「トイレットペーパー」のことになるので気をつけてください。
「信」の声調は「4声」です。
今回は「信」の日本語の意味である「手紙(てがみ)」から連想する方法をご紹介します。
手紙をポストに投函する場面をイメージ
手紙をポストに投函する時をイメージしてください。
ポストは構造上、手紙を入れる口が上の方に有って、投函された手紙が積み上がっていく形になっていますね。
この構造を利用します。
手紙がポストに入ったら、どういう軌道を描くでしょうか?
上から下に移動していると言えますよね。
ここで、「手紙をポストにいれる」→「上から下に落ちる」と関連付けてください。
さて、4声の声調記号は上から下に向かっていますね。
「4声」→「上から下に落ちる」というイメージで発音されます。
これで全てをつなげると…
●「手紙をポストに入れる」→「上から下に落ちる」→「4声」
…と、連想させることができます。
これなら簡単に覚えることができますね。
今回のまとめ
「信をポストに入れる」
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