中国語を学習する上で必須である「声調」を覚えるコツを、ふざけながら紹介するコーナーです。
中国語の勉強をする上で、声調を覚えるのが難しいという声を頻繁に耳にします。
日本語にもイントネーションの上下はもちろんありますが、「声調」という概念はありませんからね。
漢字ひとつひとつの声調を覚えるというのは、慣れない作業なのでたいへんです。
ここでは漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、連想ゲームのように楽しく覚えられて、しかも忘れない方法を紹介します。
試験や会話中での「あの声調なんだっけ」がきっとなくなるはずです。
このブログが、より多くの中国語学習者の助けになれれば幸いです。
ふざけて覚える声調。第112回目は「先生」です。
まずはご覧ください。
「先生」は日本語で「男性に対する敬称(〇〇さん)」を意味します。
「ミスター〇〇」と呼ぶ時も、中国語では「〇〇先生」となります。
中国語での「先生」は日本語で使われる「先生 せんせい」と訳すこともできますが、日本語での「先生 せんせい」を表す場合は一般的に「老师 lǎoshī」を多く用います。
関連記事:【ふざけて覚える声調 #102】老师
繁体字でも同じ表記です。
声調は「1声+軽声」です。今回は上でも紹介した「外国人に対する敬称」という側面を使って声調を覚えてみましょう。
「Mr.〇〇」という表現は、中国語では「〇〇先生」になります。
「Mr.」を日本語に書き換えたら「ミスター」ですね。
あ、カタカナにしたら出てきましたね。1声の声調記号である「ー」が。
それをそのまま「先生の先」の声調としてセットしてください。
でもこれだと残った「先生の生」にセットする声調記号がなくなってしまいました。
でもいいんです。ありのままでいいんです。
だって「先生の生」は「軽声」だから、声調記号をセットしなくていいんです。
イメージ図
これなら簡単に覚えられますね。
今回のまとめ
「Mr.先生」
この記事へのコメントはありません。