中国語を学習する上で必須である「声調」を、ふざけながら覚えようというコーナーです。
声調の習得に反復練習は不可欠です。実際に会話するときは拼音や声調など、考えなくてもすらすら出てくるぐらいのレベルを求められます。
ただ我々は外国語として中国語を学ぶので、コミュニケーションに支障がない範囲では、発音を考えながら話しても問題はないはずです。
ここでは連想ゲームのように漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、上手いこと頭にたたきこんでいきましょう。
試験や会話中の「あの声調なんだっけ」がきっとなくなるはずです。
中国語の勉強の息抜きに読んでいただけたらと思います。
ふざけて覚える声調。第71回目は「网球」です。
まずはご覧ください。
「网球」は日本語でテニスのことです。「网」は繁体字で「網」と表記します。
つまり、日本語でも同じ「網(あみ)」のことです。
「網+球」でテニスということになります。
声調は「3声」です。今回は「網」の用途と声調を繋げて覚えてみます。
(「球」の声調の覚え方は別の記事で紹介しています)
関連記事:【ふざけて覚える声調 #70】棒球
「網(あみ)」というのは、どういう時に使われるでしょうか。
主に、漁などで魚を捕まえる時に使われますね。
「网球」の場合はテニスラケットの網の部分を指していますが、こちらもボールを網で捕まえるという風に解釈できると思います。
つまり、「網」=「捕まえる・キャッチする」と連想させることができます。
そこで、4つの声調記号を比べてみましょう。
3声の形のみ、何かをキャッチできる形をしていると思います。
これなら「网」=「キャッチ」=「3声」と連想できますね。
仕上げは、網でキャッチするものをテニスボールとして連想するだけです。
イメージ図
ちなみに中国語で「网」というと、網だけでなくインターネットのことも指します。
英語の「net」の用法と同じく、どちらも同じ「网」で表現します。一緒に覚えてしましましょう。
今回のまとめ
「网球は3声でキャッチ」
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