中国語を学習する上で必須である「声調」を、ふざけながら覚えようというコーナーです。
声調の習得に反復練習は不可欠です。実際に会話するときは拼音や声調など、考えなくてもすらすら出てくるぐらいのレベルを求められます。
ただ我々は外国語として中国語を学ぶので、コミュニケーションに支障がない範囲では、発音を考えながら話しても問題はないはずです。
ここでは連想ゲームのように漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、うまいこと頭にたたきこんでいきましょう。
試験や会話中の「あの声調なんだっけ」がきっとなくなるはずです。
中国語の勉強の息抜きにに読んでいただけたらと思います。
ふざけて覚える声調。第61回目は「太阳と月亮」です。
まずはご覧ください。
「太阳」は日本語で「太陽」のことで、繁体字では日本語表記と同じく「太陽」と書きます。声調は「4声+2声」
「月亮」は「天体としての月」のことで、繁体字でもそのまま「月」と書きます。声調は「4声+軽声」です。
今回は「太陽と月」を一緒に覚えていきます。まずは「太阳」から。
「太」の声調は、おなじみのカンニング戦法を使います。
4画目の点が4声の声調記号と似ているという所から、「太=4声」を結びつける方法です。
こういうことです
続いて「阳」の声調を覚えます。
「阳」は「太陽の陽」なので、「陽が昇る」というイメージから下から上に上がっていく2声を思い浮かべるようにします。
イメージ図
これで「太阳」の声調は完璧ですね。
続いて「月亮」の声調は「月と太陽」のイメージを以って覚えていきたいと思います。
「月亮」は2声+軽声です。最初が2声なのは「太阳」と共通しています。
なので、「太陽は4声だけど月は軽声」という流れで覚えられれば簡単に覚えることができます。
「月」というのは、日中でもうっすらと見える時がありますが、夜になることによってハッキリとみることができますね。
そして夜といえば「静寂」のイメージがあるので、これを軽声とリンクさせます。
「太阳」は、先ほども覚えたとおり陽が昇るのをイメージして最後が2声。
一方、「月亮」は静寂をイメージして最後が軽声。
つまり1文字目はどちらも4声で、太陽と月のそれぞれのイメージにしたがって、2声か軽声かに分岐すると考えるようにしましょう。
こうして「太阳と月亮」をセットにして覚えると、簡単に覚えられますね。
イメージ図
今回のまとめ
「太阳は昇り、月亮は静寂」
この記事へのコメントはありません。