中国語を学習する上で必須である「声調」を、ふざけながら覚えようというコーナーです。
声調の習得に反復練習は不可欠です。実際に会話するときは拼音や声調など、考えなくてもすらすら出てくるぐらいのレベルを求められます。
ただ我々は外国語として中国語を学ぶので、コミュニケーションに支障がない範囲では、発音を考えながら話しても問題はないはずです。
ここでは連想ゲームのように漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、うまいこと頭にたたきこんでいきましょう。
試験や会話中の「あの声調なんだっけ」がきっとなくなるはずです。
中国語の勉強にちょっと疲れた方々の癒しになれればと思います。
ふざけて覚える声調。第34回目は「水果」です。
まずはご覧ください。
「水果」は日本語で「くだもの」という意味です。
声調は3声+3声。つまり、発音するときは「2声+3声」に変化することになります。
もちろん2声に変化する「水」はそれぞれ別の声調と組み合わさると、本来の3声で発音します。しっかりと「3声+3声=2声+3声」になることは忘れないでください。
さて、「水果」はどちらも3声なので3声のイメージと単語のイメージを結びつけて覚えてみたいと思います。
今回は3声の声調記号の形を使って覚えます。覚え方は「里」の覚え方と同じです。
関連記事:【ふざけて覚える声調 #26】外边と里边
3声の形は見方によると、お皿の形に見えますよね。
なので今回は、果物がお皿や籠に入っているイメージを持つことによって、「水果」が3声だけで構成されていると連想します。
1声の声調記号も平らなので果物を乗せられない訳ではないですが、だいたいの果物は円形でゴロゴロしているので、平らだとこぼれてしましますよね。
3声の形だと果物がこぼれる心配もありません。こう考えてみると3声は「水果」と、とても相性の良い声調でした。
イメージ図
それでは今回はこうまとめましょう。
「水果はこぼれないように3声に盛る」
それではまた次回お会いしましょう。
この記事へのコメントはありません。