中国語を学習する上で必須である「声調」を覚えるコツを、ふざけながら紹介するコーナーです。
中国語の勉強をする上で、特に難しいと感じられるのは声調の存在ではないでしょうか?
「漢字の読み方を覚えるだけでもたいへんなのに、声調まで覚えていられない」
「ほかの漢字とこんがらがって、なかなか覚えられない」
私は、こういう苦手意識から中国語の勉強を断念してしまう方を多くみてきました。
日本語にもイントネーションの上下はもちろんありますが、「声調」という概念はありません。
なので、漢字ひとつひとつの読みの方のほかに更に声調を覚えるというのは、日本語を母語とする方にとっては慣れない作業なのでたいへんなんですね。
ところがですね。
逆に言うと、この声調さえ簡単に覚えることができれば、中国語の勉強を楽しく効率的に進めることができます。
ここでは漢字の声調を、色々な角度から解釈しつつ連想ゲームのように楽しく覚えられて、しかも忘れない方法を紹介します。
このブログが、より多くの中国語学習者の助けになれれば幸いです。
ふざけて覚える声調。第136回目は「手表」です。
まずはご覧ください。
「手表」は日本語で「腕時計」のことです。繁体字では「手錶」です。
声調は「3声+3声」です。
今回は「時計の針」と言うキーワードを使って声調を覚えてみます。
時計の針というのは、「何時」を表す針と「何分」を表す針の2つがありますね。
秒針もありますが、クロノグラフとかになると独立してしまうので、ここでは除外します。
まずは「腕時計」→「針が2つ」と連想できるようにしてください。
続いて、声調の中で「針が2つ」に見えるのはどれでしょうか。
「ー(1声)」「/(2声)」「\(4声)」は真っ直ぐなので針が2つに見えませんね。
「V(3声)」に限り、時計の針2つに見えます。
これで「手表」→「針が2つ」→「3声」と連想することができます。
これなら忘れないでしょう。
イメージ図
今回のまとめ
「手表は時計の針」
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