中国語を学習する上で必須である「声調」を、ふざけながら覚えようというコーナーです。
声調の習得に反復練習は不可欠です。実際に会話するときは拼音や声調など、考えなくてもすらすら出てくるぐらいのレベルを求められます。
ただ我々は外国語として中国語を学ぶので、コミュニケーションに支障がない範囲では、発音を考えながら話しても問題はないはずです。
ここでは連想ゲームのように漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、うまいこと頭にたたきこんでいきましょう。
声調をど忘れしてしまった時にもパッと出てくるキーワードがあれば、きっと役に立つ場面があるはずです。
中国語の勉強にちょっと疲れた方々の癒しになれればと思います。
ふざけて覚える声調。第16回目は「时间」です。
まずはご覧ください。
「时间」は時間という意味ですね。声調は2声+1声です。「时」の声調の覚え方は「时候」の声調を覚えるときにやったので、今回は「间」を覚えましょう。
(「时」の声調の覚え方はこちら)
「间」は中国語で「空間、時間」という意味を持っています。部屋を数える時の量詞としても使われますね。
空間や時間から1声をイメージしてみると、1声の平らな形はなんとなくつながるのではないでしょうか。
空間というのは、上下左右の区別がなくそのスペースそのままを指していると捉えることができます。
今回使われている熟語である「時間」も、過去や未来を前後と表したとしても、高い低いとは表しませんね。つまり高低がない。
1声の声調記号も平らであって、高くも低くもありません。これなら「间」と1声のイメージがつながると思います。
というわけで今回はこうしましょう。
「時間に高低はないので、间は1声」
ちなみに、「间」は4声になると、「間引きする」という意味になります。
ただ、この意味で「间」を使うことは稀ですので、まずは頻繁に使う「1声の间」から
しっかりと覚えて使いこなしてしまいましょう。
それではまた次回。
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