中国語を学習する上で必須である「声調」を覚えるコツを、ふざけながら紹介するコーナーです。
中国語の勉強をする上で、特に難しいと感じられるのは声調の存在ではないでしょうか?
「漢字の読み方を覚えるだけでもたいへんなのに、声調まで覚えていられない」
「ほかの漢字とこんがらがって、なかなか覚えられない」
私は、こういう苦手意識から中国語の勉強を断念してしまう方を多くみてきました。
日本語にもイントネーションの上下はもちろんありますが、「声調」という概念はありません。
なので、漢字ひとつひとつの読みの方のほかに更に声調を覚えるというのは、日本語を母語とする方にとっては慣れない作業なのでたいへんなんですね。
ところがですね。
逆に言うと、この声調さえ簡単に覚えることができれば、中国語の勉強を楽しく効率的に進めることができます。
ここでは漢字の声調を、色々な角度から解釈しつつ連想ゲームのように楽しく覚えられて、しかも忘れない方法を紹介します。
このブログが、より多くの中国語学習者の助けになれれば幸いです。
ふざけて覚える声調。第122回目は「声音」です。
まずはご覧ください。
「声音」は、「声 こえ」や「音 おと」という意味です。繁体字では「聲音」になります。
声調は「1声+1声」です。今回は、吹奏楽からヒントを得て声調を覚えてみたいと思います。
吹奏楽での基礎練習には、音を長く真っ直ぐに出す練習があります。
ロングトーンと言います。
金管楽器でも木管楽器でも、まず楽器を習い始めたら音をまっすぐ出せるようにするところから始めます。
さて、こうして「音」と「まっすぐ」のイメージが繋がったら、あとはもう簡単です。
声調記号の形が「まっすぐ」である、「1声」にたどり着くことができます。
これなら忘れませんね。
イメージ図
今回のまとめ
「声音はまっすぐ出す」
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