中国語を学習する上で必須である「声調」を、ふざけながら覚えようというコーナーです。
声調の習得に反復練習は不可欠です。実際に会話するときは拼音や声調など、考えなくてもすらすら出てくるぐらいのレベルを求められます。
ただ我々は外国語として中国語を学ぶので、コミュニケーションに支障がない範囲では、発音を考えながら話しても問題はないはずです。
ここでは連想ゲームのように漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、うまいこと頭にたたきこんでいきましょう。
声調をど忘れしてしまった時にもパッと出てくるキーワードがあれば、きっと役に立つ場面があるはずです。
中国語の勉強にちょっと疲れた方々の癒しになれればと思います。
ふざけて覚える声調。第13回目は「前天と后天」です。
まずはご覧ください。
「前天はおととい」、「后天はあさって」という意味ですね。
声調は、「前は2声」で「后は4声」になっています。
(「天」の声調の覚え方は、別の記事で書いたのでこちらを参考にしてください。)
本来は今天,昨天,明天などと一緒に覚えられれば良かったのですが、中々うまい覚え方が思い浮かばなかったので、今回は「前」と「後」のセットで覚えちゃおうと思います。
(「今天,昨天,明天」の声調の覚え方はこちら)
ではこれをご覧ください。
文章は左から右に流れるので、ここでも左が后、右が前としました。
前からリンゴが飛んできました。さあどうする。
丁度よい角度の2声の成長記号があったので、借してもらいましょう。
はいリンゴゲットです!2声の角度が丁度良かったので、うまいことリンゴに刺すことができました。
これは覚えやすい。
ちなみに「后」はもうお分かりですね。
そうです。案の定こうなりますね。
後ろから飛んで来た卵は4声の声調記号を借りてきて刺せばいいのです。
まとめるとこうなります。
「前から来たら2声で刺す。后から来たら4声で刺す」
これでもう絶対忘れないはずです。
ちなみに、前から飛んできた苹果(リンゴ)の「苹」は「前」と同じ2声で
後ろから飛んできた蛋(たまご)の「蛋」は「后」と同じ4声なので
この機会に一緒に覚えちゃってください。
それではまた次回お会いしましょう。
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