中国語を学習する上で必須である「声調」を覚えるコツを、ふざけながら紹介するコーナーです。
中国語の勉強をする上で、特に難しいと感じられるのは声調の存在ではないでしょうか?
「漢字の読み方を覚えるだけでもたいへんなのに、声調まで覚えていられない」
「ほかの漢字とこんがらがって、なかなか覚えられない」
私は、こういう苦手意識から中国語の勉強を断念してしまう方を多くみてきました。
日本語にもイントネーションの上下はもちろんありますが、「声調」という概念はありません。
なので、漢字ひとつひとつの読みの方のほかに更に声調を覚えるというのは、日本語を母語とする方にとっては慣れない作業なのでたいへんなんですね。
ところがですね。
逆に言うと、この声調さえ簡単に覚えることができれば、中国語の勉強を楽しく効率的に進めることができます。
ここでは漢字の声調を、色々な角度から解釈しつつ連想ゲームのように楽しく覚えられて、しかも忘れない方法を紹介します。
このブログが、より多くの中国語学習者の助けになれれば幸いです。
ふざけて覚える声調。第137回目は「钱」です。
まずはご覧ください。
「钱」は日本語で「お金」のことです。繁体字では「錢」と表記されます。
声調は「2声」です。
今回は「お金はなかなか貯まらない」という側面から声調を連想させたいと思います。
「お金がなかなか貯まらない」のは、使ってしまうからですね。
頑張って貯金しようとしても、お金を使わざるを得ない時というのは頻繁に起こりますからね。
このように、お金がすぐ出ていってしまうことを「お金が飛んでいく」とよく言われます。
さて、「钱」の声調である「2声」は下から上へ向かっていきます。
「飛んでいく」という場合も、下から上へ浮かび上がるので共通点がありますね。
つまり「お金」→「飛んでいく」→「2声」と連想させることができれば、「钱」の声調を簡単に覚えることができるというわけです。
これなら忘れませんね。
イメージ図
今回のまとめ
「钱はすぐに飛んでいく」
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