中国語を学習する上で必須である「声調」を、ふざけながら覚えようというコーナーです。
声調の習得に反復練習は不可欠です。実際に会話するときは拼音や声調など、考えなくてもすらすら出てくるぐらいのレベルを求められます。
ただ我々は外国語として中国語を学ぶので、コミュニケーションに支障がない範囲では、発音を考えながら話しても問題はないはずです。
ここでは連想ゲームのように漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、うまいこと頭にたたきこんでいきましょう。
試験や会話中の「あの声調なんだっけ」がきっとなくなるはずです。
中国語の勉強にちょっと疲れた方々の癒しになれればと思います。
ふざけて覚える声調。第35回目は「苹果」です。
まずはご覧ください。
「苹果」は日本語でりんごを意味します。
声調は2声+3声です。
「果」の声調の覚え方は別の記事で紹介しているので参考にしてみてください。
関連記事:【ふざけて覚える声調 #34】水果
小学館から発行されている中日・日中辞典によれば「苹」という字は「苹果」とでしか使われないようです。
なので今回は2声と林檎のイメージとを結びつけて覚えてみたいと思います。
「りんご」と言えば、果物の「林檎」を思い出しますね。
しかしこれを英語で「Apple」とするだけで、たちまちiPhoneでおなじみのIT企業のイメージが先行します。
中国ではApple Incをそのまま「苹果电脑」と呼びます。
そこで今回はApple社のマークの力を借りて「苹果」と2声をつなげてしまいましょう。
まずはおなじみ、Appleのマークをご覧ください。
葉っぱの形に注目してください。
この角度。この位置。これはまぎれもなく声調記号としての2声です。
これは思いがけない幸運。つまりこうやって覚えてしまえばいいのです。
イメージ図
今回のまとめ
「苹果の声調はAppleマークを思い出せ!!」
もし「苹果」の声調があやしくなったら、Appleのリンゴマークを思い出してください。
それではまた次の記事で。
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