中国語を学習する上で必須である「声調」を、ふざけながら覚えようというコーナーです。
声調の習得に反復練習は不可欠です。実際に会話するときは拼音や声調など、考えなくてもすらすら出てくるぐらいのレベルを求められます。
ただ我々は外国語として中国語を学ぶので、コミュニケーションに支障がない範囲では、発音を考えながら話しても問題はないはずです。
ここでは連想ゲームのように漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、うまいこと頭にたたきこんでいきましょう。
試験や会話中の「あの声調なんだっけ」がきっとなくなるはずです。
中国語の勉強にちょっと疲れた方々の癒しになれればと思います。
ふざけて覚える声調。第28回目は「旁边」です。
まずはご覧ください。
「旁边」は日本語で「横、そば」という意味になります。
声調は「2声+1声」です。この場合は「边」が軽声ではないので気をつけてください。
さて、今回「旁边」の声調を覚えていく上で、意味と声調を結びつける方法を取ろうと思います。
声調の順番は、その名の通り、1声・2声・3声・4声の順で習いますよね。
1声の次に来るのが2声です。2声は1声の「横・そば」にあると捉えることもできます。
ここでの「边」は1声で発音します。その「横・そば」にある「旁」も、1声の横にある2声で発音することになります。
図にするとこんな感じです。
こうして1声と2声どうしの関係と、「边」と「旁」の表記をリンクさせてしまえば、共通点が見出せると思います。
これならきっと、うっかり忘れてしまっても思い出せるでしょう。
今回の覚え方をまとめるとこうなります。
「1声の横には2声があるので、横の意味を持つ旁も2声」
もしも边が軽声だとこの覚え方は成立しないので、边が1声であると間違えないためにも効果的な覚え方になります。
それではまた次回。
この記事へのコメントはありません。