中国語を学習する上で必須である「声調」を覚えるコツを、ふざけながら紹介するコーナーです。
中国語の勉強をする上で、声調を覚えるのが難しいという声を頻繁に耳にします。
日本語にもイントネーションの上下はもちろんありますが、「声調」という概念はありませんからね。
漢字ひとつひとつの声調を覚えるというのは、慣れない作業なのでたいへんです。
ここでは漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、連想ゲームのように楽しく覚えられて、しかも忘れない方法を紹介します。
試験や会話中での「あの声調なんだっけ」がきっとなくなるはずです。
このブログが、より多くの中国語学習者の助けになれれば幸いです。
ふざけて覚える声調。第95回目は「年级」です。
まずはご覧ください。
「年级」は日本語で「〜年生」という意味です。「3年级」なら「3年生」となります。
繁体字では「年級」と書きます。日本語と同じ表記です。
声調は「2声+2声」です。
「年」の声調の覚え方は別の記事で紹介しています。ぜひご覧ください。
関連記事:【ふざけて覚える声調 #14】去年
「级」からイメージできるのは、中国語学習者ならやはり「試験の級」ですよね。
中国語検定試験は準4級から始まって1級が最高になります。
反面、HSKの場合は逆で、1級が一番低く6級が一番高くなりますね。
このように数字が増えても減っても、「昇級・進級」というは能力の向上を表すものです。
ここで「级」→「昇級」とイメージできればしめたものです。
「级」の声調は2声なので、「昇る」→「2声」と繋げることができます。
これで「级」→「昇級」→「2声」とリンクさせて覚えることができますね。
これならすぐに思い出すことができます。
イメージ図
今回のまとめ
「级は昇級するから2声」
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