中国語を学習する上で必須である「声調」を覚えるコツを、ふざけながら紹介するコーナーです。
中国語の勉強をする上で、声調を覚えるのが難しいという声を頻繁に耳にします。
日本語にもイントネーションの上下はもちろんありますが、「声調」という概念はありませんからね。
漢字ひとつひとつの声調を覚えるというのは、慣れない作業なのでたいへんです。
ここでは漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、連想ゲームのように楽しく覚えられて、しかも忘れない方法を紹介します。
試験や会話中での「あの声調なんだっけ」がきっとなくなるはずです。
このブログが、より多くの中国語学習者の助けになれれば幸いです。
ふざけて覚える声調。第111回目は「年纪」です。
まずはご覧ください。
「年纪」は日本語で「年齢」のことです。繁体字では「年紀」となります。
声調は「2声+4声」です。
「〇〇年生」を表す「年级 niánjí」と間違えやすいので気をつけてください。
関連記事:【ふざけて覚える声調 #95】年级
「年」の声調の覚え方は別の記事で紹介しているので、そちらもぜひ参考にしてください。
関連記事:【ふざけて覚える声調 #14】去年
今回は「纪」の覚え方を紹介します。
「纪(紀)」と言えば、何が思い浮かぶでしょうか。
恐竜が棲息していた時代である、「白亜紀」や「ジュラ紀」などが思い浮かびますね。
そして地球誕生から恐竜がいた「白亜紀・ジュラ紀」なども含め、人間が文献を残せず考古学でしかその時代を検証することのできない時代を「地質時代」と言います。
とりあえずここまで「紀(纪)」→「地質」と連想できるようにします。
「地質」を中国語で発音すると「地质 dìzhì」になります。どちらも「4声」ですね。
「地」の声調の覚え方に関しては別の記事で紹介しているので、そちらも参考にしてください。
関連記事:【ふざけて覚える声調 #84】地
このように「紀(纪)」も「地質」も全て4声で発音することがわかりました。
これならもう「纪」の声調を忘れることはありませんね。
イメージ図
あとは「年」とくっつければ「年纪」の声調はマスターです。
今回のまとめ
「纪は地質時代を表す」
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