中国語を学習する上で必須である「声調」を、ふざけながら覚えようというコーナーです。
声調の習得に反復練習は不可欠です。実際に会話するときは拼音や声調など、考えなくてもすらすら出てくるぐらいのレベルを求められます。
ただ我々は外国語として中国語を学ぶので、コミュニケーションに支障がない範囲では、発音を考えながら話しても問題はないはずです。
ここでは連想ゲームのように漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、上手いこと頭にたたきこんでいきましょう。
試験や会話中の「あの声調なんだっけ」がきっとなくなるはずです。
中国語の勉強の息抜きにに読んでいただけたらと思います。
ふざけて覚える声調。第68回目は「名」です。
まずはご覧ください。
「名」は日本語で「名前」のことです。繁体字でも同様です。
通常、中国語で「名前」と言いたいときは「名字 míngzi」で表記されます。
日本語の「名字(苗字)」の中国語は「姓 xìng」ですのでお間違えなく。
声調は2声です。今回は日本語の訓読みが同じ漢字とつなげて覚えたいと思います。
日本語で「名」の訓読みは「めい」です。
そして日本語の訓読みが「めい」であり、かつ声調も拼音も「名」と全く同じ漢字があります。
それは「明」です。
「明」は明治、明確、明暗など、訓読が「めい」になります。
そして、拼音は「míng」となります。
この訓読みと拼音の組み合わせは「名」と全く同じになります。
つまり、「名」の声調は「明」の拼音ごと同じであると覚えてしまいましょう。
関連記事:【ふざけて覚える声調 #12】今天と昨天と明天
イメージ図
今回のまとめ
「名と明は訓読みも拼音も全く同じ」
この記事へのコメントはありません。