中国語を学習する上で必須である「声調」を覚えるコツを、ふざけながら紹介するコーナーです。
中国語の勉強をする上で、特に難しいと感じられるのは声調の存在ではないでしょうか?
「漢字の読み方を覚えるだけでもたいへんなのに、声調まで覚えていられない」
「ほかの漢字とこんがらがって、なかなか覚えられない」
私は、こういう苦手意識から中国語の勉強を断念してしまう方を多くみてきました。
日本語にもイントネーションの上下はもちろんありますが、「声調」という概念はありません。
なので、漢字ひとつひとつの読みの方のほかに更に声調を覚えるというのは、日本語を母語とする方にとっては慣れない作業なのでたいへんなんですね。
ところがですね。
逆に言うと、この声調さえ簡単に覚えることができれば、中国語の勉強を楽しく効率的に進めることができます。
ここでは漢字の声調を、色々な角度から解釈しつつ連想ゲームのように楽しく覚えられて、しかも忘れない方法を紹介します。
このブログが、より多くの中国語学習者の助けになれれば幸いです。
ふざけて覚える声調。第142回目は「密码」です。
まずはご覧ください。
「密码」は日本語で「パスワード」という意味です。繁体字では「密碼」と書きます。
声調は「4声+3声」です。
今回は「密码」の役割から声調を連想できるようにしたいと思います。
パスワードと言えば、携帯だったり、クレジットカードだったりで設定しますよね。
みんな自分以外がアクセスできないように、パスワードを設定しています。
つまりパスワードを設定することで、「ログイン」→「ブロック」という効果を発揮するわけですね。
さて、この「ログイン」→「ブロック」という流れをから声調を連想させましょう。
「ログイン」という動作は「入る」と捉えることができます。
「入る」という言葉は、上から下へと動く「4声」とイメージが似ています。
そして、「ブロック」というのはアクセスを跳ね返すわけですが、「3声」の声調記号も「跳ね返す」軌道を描いていますね。
つまり、「ログイン=4声」→「ブロック=3声」と連想することができれば、簡単に声調を覚えることができます。
イメージ図
今回のまとめ
「密码はログインをブロックする」
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