中国語を学習する上で必須である「声調」を覚えるコツを、ふざけながら紹介するコーナーです。
中国語の勉強をする上で、特に難しいと感じられるのは声調の存在ではないでしょうか?
「漢字の読み方を覚えるだけでもたいへんなのに、声調まで覚えていられない」
「ほかの漢字とこんがらがって、なかなか覚えられない」
私は、こういう苦手意識から中国語の勉強を断念してしまう方を多くみてきました。
日本語にもイントネーションの上下はもちろんありますが、「声調」という概念はありません。
なので、漢字ひとつひとつの読みの方のほかに更に声調を覚えるというのは、日本語を母語とする方にとっては慣れない作業なのでたいへんなんですね。
ところがですね。
逆に言うと、この声調さえ簡単に覚えることができれば、中国語の勉強を楽しく効率的に進めることができます。
ここでは漢字の声調を、色々な角度から解釈しつつ連想ゲームのように楽しく覚えられて、しかも忘れない方法を紹介します。
このブログが、より多くの中国語学習者の助けになれれば幸いです。
ふざけて覚える声調。第135回目は「帽子」です。
まずはご覧ください。
「帽子」は日本語で「帽子 ぼうし」のことです。繁体字でも表記は変わりません。
声調は「4声+軽声」です。
今回は帽子をかぶる様子から声調をイメージできるようにしてみます。
帽子を頭にかぶるときの、帽子の軌道は上から下に向かっていますね。
頭より少し上の位置から、下に向かって移動します。
これと全く同じ動きをする声調がありますね。
そう。4声です。
4声も、上から下に向かっています。
つまり「帽子をかぶる時の帽子の動き」→「4声」と連想できれば簡単に声調を覚えることができます。
イメージ図
今回のまとめ
「帽子の声調は帽子をかぶる動きで覚える」
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