中国語を学習する上で必須である「声調」を覚えるコツを、ふざけながら紹介するコーナーです。
中国語の勉強をする上で、声調を覚えるのが難しいという声を頻繁に耳にします。
日本語にもイントネーションの上下はもちろんありますが、「声調」という概念はありませんからね。
漢字ひとつひとつの声調を覚えるというのは、慣れない作業なのでたいへんです。
ここでは漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、連想ゲームのように楽しく覚えられて、しかも忘れない方法を紹介します。
試験や会話中での「あの声調なんだっけ」がきっとなくなるはずです。
このブログが、より多くの中国語学習者の助けになれれば幸いです。
ふざけて覚える声調。第102回目は「老师」です。
まずはご覧ください。
「老师」は日本語で「先生」のことです。「学校の先生」という意味の先生です。
中国語で「先生 xiānsheng」は医者・夫・Mr.などを呼ぶ場合に用いられます。
この場合は、「学校の先生」という意味ではないので注意しましょう。
繁体字では「老師」となります。
声調は「3声+1声」です。今回は各漢字の意味から、それぞれの声調をイメージできるようにします。
まず「老」は「老いる」という意味があります。
老いるということは長く生きた証です。
「老」の声調は3声ですが、3声もまた他の声調たちと比べて唯一長く発生しますね。
そこで、「老」→「長く生きた」→「3声」とイメージできるようにしてください。
「师」の声調は「1声」です。
「学校の先生」も「師匠」の場合も、何かを教える人ですね。
「動詞で使われる[教]」の声調の覚え方でも紹介しましたが、「1から教える」という言葉がありますね。
「师」の声調は「1声」なので、「师」→「1から教える」→「1声」とリンクさせられると簡単に覚えられますね。
イメージ図
今回のまとめ
「老师はその長い経験を1から教えてくれる」
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