中国語を学習する上で必須である「声調」を覚えるコツを、ふざけながら紹介するコーナーです。
中国語の勉強をする上で、声調を覚えるのが難しいという声を頻繁に耳にします。
日本語にもイントネーションの上下はもちろんありますが、「声調」という概念はありませんからね。
漢字ひとつひとつの声調を覚えるというのは、慣れない作業なのでたいへんです。
ここでは漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、連想ゲームのように楽しく覚えられて、しかも忘れない方法を紹介します。
試験や会話中での「あの声調なんだっけ」がきっとなくなるはずです。
このブログが、より多くの中国語学習者の助けになれれば幸いです。
ふざけて覚える声調。第110回目は「客人」です。
まずはご覧ください。
「客人」は日本語で「客 きゃく」のことです。繁体字でも同じ表記です。
声調は「4声+軽声」です。
本来「人 rén」は2声ですがこの場合は軽声になるのがポイントです。
関連記事:【ふざけて覚える声調 #109】人
まず「客」というのは、招く場合も招かれた場合も「どうぞ座ってください」となりますね。
「客」という立場の人が立たされっぱなしということは中々無いでしょう。
このように、まず「客」→「座」と連想してもらいます。
そして声調の4声ですが、上から下に向かっているので「座る」という動作に似ています。
なので「客」→「座る」→「4声」と連想させましょう。
これなら簡単に覚えられますね。
最後に「人」は2声ではなく軽声になります。
「客」として招かれた場合すぐに立つのは失礼なので、「立つ動作」と似ている「2声の声調記号」を取っ払ってしまいましょう。
こうすることで、「客人の人」は軽声だと覚える事ができます。
イメージ図
今回のまとめ
「客人は座ってすぐ立たない」
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