中国語を学習する上で必須である「声調」を、ふざけながら覚えようというコーナーです。
声調の習得に反復練習は不可欠です。実際に会話するときは拼音や声調など、考えなくてもすらすら出てくるぐらいのレベルを求められます。
ただ我々は外国語として中国語を学ぶので、コミュニケーションに支障がない範囲では、発音を考えながら話しても問題はないはずです。
ここでは連想ゲームのように漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、うまいこと頭にたたきこんでいきましょう。
声調をど忘れしてしまった時にもパッと出てくるキーワードがあれば、きっと役に立つ場面があるはずです。
中国語の勉強にちょっと疲れた方々の癒しになれればと思います。
ふざけて覚える声調。第19回目は「节日」です。
まずはご覧ください。
「节日」は祝祭日という意味の中国語です。声調は2声+4声ですね。
「节」は「〜节」となることで、日本語で言う「〜デー」になります。
例えば
・春节(旧正月)
・ 情人节(バレンタインデー 2月14日)
・ 圣诞节(クリスマス 12月25日)
・ 五一节(メーデー 5月1日)
・ 妇女节(国際婦人デー 3月8日)
といった、祝祭日に呼び方をします。
祝日といえばみんなテンション上がりますよね。
中国では日本と比べて、旧正月の春节や国庆节など、がっつり連休を取ります。
この期間はお店はまず空いてないと思った方が良いそうです。
交通もラッシュに巻き込まれたら大変なことになります。
さてそんな「节」ですが、ありがたいことに声調は2声です。
テンションぶちアゲですね。声調記号がそのアゲアゲっぷりを物語っています。
さて、対して「日」ですがこちらは4声です。
「节日」と繋がることで、テンションがいったん上がって
最終的には下がる様子が描かれてしまいました。
祝祭日というのは楽しいものですが、いつかは終わってしまうもの。
祝日に対するその心境の浮き沈みが、声調に現れたようです。
というわけで今回はこうします。
「节日は嬉しいけど必ず終わりがくる。その形を表して2声+4声」
中国旅行や出張に行かれる方は、くれぐれも
「节日」を念頭において予定を立てられることをオススメします。
ではまた次回。
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