中国語を学習する上で必須である「声調」を覚えるコツを、ふざけながら紹介するコーナーです。
中国語の勉強をする上で、声調を覚えるのが難しいという声を頻繁に耳にします。
日本語にもイントネーションの上下はもちろんありますが、「声調」という概念はありませんからね。
漢字ひとつひとつの声調を覚えるというのは、慣れない作業なのでたいへんです。
ここでは漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、連想ゲームのように楽しく覚えられて、しかも忘れない方法を紹介します。
試験や会話中での「あの声調なんだっけ」がきっとなくなるはずです。
このブログが、より多くの中国語学習者の助けになれれば幸いです。
ふざけて覚える声調。第96回目は「教室と教」です。
まずはご覧ください。
「教室」は日本語でも、そのまま「教室 きょうしつ」です。繁体字は変わらず「教室」で表記されます。
声調は「4声+4声」になります。
ただ、動詞として使われる「教」の場合は声調が「1声」になるので気をつけてください。
まずは「教室」の声調から。
「教室」というのは複数の学生が一緒に勉強をする部屋です。
そのため、生徒がどこに座っても公平に黒板や教師が見えるよう、見通しのよい間取りになっています。
つまり、四角い間取りということです。
この「四角」から4声を連想できるようにしてください。
イメージ図
続いて、動詞としての「教」の声調の覚え方について。
動詞の「教」は1声です。
(意味は日本語と同じく「教える」ですが、一般的に「教える」という場合は「告诉 gào su」を使います)
教えるというのは、知らないことを知るようにすると言い換えることができます。
「1から教える」という言葉もありますよね。
ここでは「1から教える」というフレーズから「1声」を連想できるようにしましょう。
イメージ図
中国語は基本的に1つの漢字に1つの読み方ですが、たまにこういうケースがあります。
しっかりマスターしたいですね。
今回のまとめ
「教室は四角い」
「1から教える」
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