中国語を学習する上で必須である「声調」を覚えるコツを、ふざけながら紹介するコーナーです。
中国語の勉強をする上で、特に難しいと感じられるのは声調の存在ではないでしょうか?
「漢字の読み方を覚えるだけでもたいへんなのに、声調まで覚えていられない」
「ほかの漢字とこんがらがって、なかなか覚えられない」
私は、こういう苦手意識から中国語の勉強を断念してしまう方を多くみてきました。
日本語にもイントネーションの上下はもちろんありますが、「声調」という概念はありません。
なので、漢字ひとつひとつの読みの方のほかに更に声調を覚えるというのは、日本語を母語とする方にとっては慣れない作業なのでたいへんなんですね。
ところがですね。
逆に言うと、この声調さえ簡単に覚えることができれば、中国語の勉強を楽しく効率的に進めることができます。
ここでは漢字の声調を、色々な角度から解釈しつつ連想ゲームのように楽しく覚えられて、しかも忘れない方法を紹介します。
このブログが、より多くの中国語学習者の助けになれれば幸いです。
ふざけて覚える声調。第141回目は「号」です。
まずはご覧ください。
「号」は日本語で「番号 ばんごう」という意味です。繁体字では「號」です。
声調は「4声」です。
今回は「番号」ではなく、よく使われる別の意味を使って声調を覚えてみたいと思います。
中国語で「○月○日」という場合、日本語と同じく「○月○日」と書きます。
ただ、話し言葉では「○月○号」と言うんですね。
この場合「○日」も「○号」も意味は同じです。
ただ、話し言葉であるか、書き言葉であるかという差でしかありません。
そして、「日」と「号」は意味だけでなく声調も同じ4声です。
こう考えると簡単に声調を覚えられますよね。
イメージ図
今回のまとめ
「号と日は意味も声調も同じ」
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