中国語を学習する上で必須である「声調」を、ふざけながら覚えようというコーナーです。
声調の習得に反復練習は不可欠です。実際に会話するときは拼音や声調など、考えなくてもすらすら出てくるぐらいのレベルを求められます。
ただ我々は外国語として中国語を学ぶので、コミュニケーションに支障がない範囲では、発音を考えながら話しても問題はないはずです。
ここでは連想ゲームのように漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、うまいこと頭にたたきこんでいきましょう。
試験や会話中の「あの声調なんだっけ」がきっとなくなるはずです。
中国語の勉強にちょっと疲れた方々の癒しになれればと思います。
ふざけて覚える声調。第54回目は「狗」です。
まずはご覧ください。
「狗」は日本語で「いぬ」を意味します。小学館から発行されている「中日・日中辞典」によりますと、日本語でよく使われる「犬quǎn」という字は話し言葉ではあまり用いられないそうです。繁体字でも「狗」と表記されます。
声調は3声です。
今回「狗」という字を3声と結びつけるために、ヨガの力を借りたいと思います。
数あるヨガのポーズの中の一つに「ダウンドッグ(下向きの犬のポーズ)」というポーズがあります。
あえて文字で表すと、体が「∧」←こうなります。
「∧」を上下逆にひっくり返してみましょう。
「∨」こうなりますね。
おやおや。これはこれは3声になってしまったではありませんか。
これで「狗」→「ダウンドッグ」→「逆さにすると[∨]」と連想させることができるようになりました。
イメージ図
ちなみに「尸shī(屍)」という字の声調も、屍のポーズから連想させることができます。
是非勉強の休憩にヨガもやってみてください。心も体もリフレッシュできます。
今回のまとめ
「ダウンドッグを逆さにすると狗の声調がわかる」
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