中国語を学習する上で必須である「声調」を覚えるコツを、ふざけながら紹介するコーナーです。
中国語の勉強をする上で、声調を覚えるのが難しいという声を頻繁に耳にします。
日本語にもイントネーションの上下はもちろんありますが、「声調」という概念はありませんからね。
漢字ひとつひとつの声調を覚えるというのは、慣れない作業なのでたいへんです。
ここでは漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、連想ゲームのように楽しく覚えられて、しかも忘れない方法を紹介します。
試験や会話中での「あの声調なんだっけ」がきっとなくなるはずです。
このブログが、より多くの中国語学習者の助けになれれば幸いです。
ふざけて覚える声調。第113回目は「大と小」です。
まずはご覧ください。
「大」も「小」も、日本語で捉えている意味と同じです。繁体字でも同じように表記されます。
声調は「大は4声」「小は3声」です。
今回は、「大きいもの」と「小さいもの」を持ち上げる時のイメージを以って声調を覚えてみましょう。
「大きいもの」は、その大きさに比例して重さも伴います。
なので、持ち上げるときにテコの原理を使うと簡単に持ち上がりますね。
イメージ図
一方「小さいもの」は、テコの原理を使う必要がないので、器のようなものですくってしまうことができます。
イメージ図
つまり「大きいもの」を動かすためのテコを「4声」の声調記号と捉えて、「小さいもの」をすくうための道具を「3声」と見立てましょう。
こうすることで、「大・小」の声調を簡単に覚える事ができます。
今回のまとめ
「大はテコで、小はすくって持ち上げる」
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