中国語を学習する上で必須である「声調」を、ふざけながら覚えようというコーナーです。
声調の習得に反復練習は不可欠です。実際に会話するときは拼音や声調など、考えなくてもすらすら出てくるぐらいのレベルを求められます。
ただ我々は外国語として中国語を学ぶので、コミュニケーションに支障がない範囲では、発音を考えながら話しても問題はないはずです。
ここでは連想ゲームのように漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、うまいこと頭にたたきこんでいきましょう。
声調をど忘れしてしまった時にもパッと出てくるキーワードがあれば、きっと役に立つ場面があるはずです。
中国語の勉強にちょっと疲れた方々の癒しになれればと思います。
ふざけて覚える声調。第17回目は「春夏秋冬」です。
まずはご覧ください。
「春夏秋冬」は日本語も中国語も同じ意味です。
それでは声調を見ていきましょう。
「春」「秋」「冬」は1声で、「夏」だけ4声ですね。
ということで、春秋冬の共通点と夏だけに見られる特徴を考えてみます。
夏と言ってまず浮かぶのは「暑い」ですねよ。
夏は暑いので半そでを着ます。冬はもちろん長そでを着ますね。
春と秋は季節の変わり目に半袖も長袖も着ると思いますが
夏は長そでを着ることは無いと思います。
と、なると半袖だけを着る季節は夏だけということになります。
それでは、これらの特徴を声調の特徴と当てはめてみます。
1声はまっすぐ長く伸ばしますし、4声は短くするどく発声しますね。
これでちょうど季節ごとの服装と声調のイメージがうまいことマッチしました。
と、いうわけで今回はこうまとめましょう。
「長袖を着る「春・秋・冬」は長くまっすぐ発声する1声で
半袖を着る「夏」は、短くするどく発声する4声です。」
これなら「夏」だけ4声だと連想することができますね。
ちなみに、各季節を単体で中国で言う場合は
それぞれうしろに「天」を付けて
「春天」「夏天」「秋天」「冬天」になります。
(天の声調の覚え方はこちら)
関連記事:【ふざけて覚える声調 #9】白天
それではまた次回。
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