中国語を学習する上で必須である「声調」を、ふざけながら覚えようというコーナーです。
声調の習得に反復練習は不可欠です。実際に会話するときは拼音や声調など、考えなくてもすらすら出てくるぐらいのレベルを求められます。
ただ、我々は外国語として中国語を学ぶので、コミュニケーションに支障がない範囲では、発音を考えながら話しても問題はないはずです。
ここでは連想ゲームのように漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、うまいこと頭にたたきこんでいきましょう。
中国語の勉強にちょっと疲れた方々の癒しになれればと思います。
ふざけて覚える声調。第10回目は「傍晚」です。
まずはご覧ください。
「傍晚」は夕方という意味の中国語で4声ですね。
「傍」は近づくという意味なので「夜に近づく、すなわち夕方」ということになるんでしょうか。かっこいいですね。
さて「晩」の声調の覚え方は別の記事でやったので、今回は「傍」を覚えてしまいたいと思います。
(「晩」の覚え方はこちら)
前述した通り、「傍」には「近寄る、近づく」という意味があります。
これを4声とどう引っ掛けるかがポイントですね。
今回は漢字の意味のほかに、拼音の力も借りてしまいましょう。
日本語で表すと「バン」。おあつらえむきとばかりに声調は4声。
バンの音で4声なら、衝撃音がイメージしやすいかと思います。
漢字の意味が「近寄る、近づく」なので、
「近づいてバン!」ということになります。なるんです!!!
近づいて…
バン!
こんな感じですね。
これから「傍」という字をみたら、このイラストが脳裏に蘇るはずです。
というわけで今回は
「傍は近づいてバン!」
で覚えることにしましょう。
ちなみに
MacでもiOS でも拼音を自動で振る機能を「傍」に使うと、1声で出てしまいます。
辞書を引いても「傍」が1声で読まれるケースはなさそうなので、おそらく間違いではないかと。
声調は大事ですからね!みなさんもこの方法で忘れないようにしましょう!
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