中国語を学習する上で必須である「声調」を、ふざけながら覚えようというコーナーです。
声調の習得に反復練習は不可欠です。実際に会話するときは拼音や声調など、考えなくてもすらすら出てくるぐらいのレベルを求められます。
ただ我々は外国語として中国語を学ぶので、コミュニケーションに支障がない範囲では、発音を考えながら話しても問題はないはずです。
ここでは連想ゲームのように漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、上手いこと頭にたたきこんでいきましょう。
試験や会話中の「あの声調なんだっけ」がきっとなくなるはずです。
中国語の勉強の息抜きに読んでいただけたらと思います。
ふざけて覚える声調。第70回目は「棒球」です。
まずはご覧ください。
「棒球」は日本語で野球のことです。「棒(バット)」と「球(ボール)」で野球ということになります。繁体字でも表記は変わりません。
声調は「4声+2声」です。今回はバットでボールを打つ動作と声調をリンクさせてみます。
まず「棒」の拼音は「bàng」です。日本語で書いたら「バン!」が近いですね。
ここでは棒で何かを打つときの効果音を「バン!」と捉えましょう。
こうして「棒」で「バン!」と打つという風に繋げられれば、声調だけでなく拼音までマスターできてしまいます。
(全く同じ拼音の「傍」でも似たような覚え方をしています。ご参考ください。)
関連記事:【ふざけて覚える声調 #10】傍晩
続いて「球」の声調は「2声」です。球技全般で球というのは放るものです。
球を遠くに放るときの軌道は「下から上へ」ですね。
2声の声調も下から上へ音程が上っていく行程を表したものです。
これで「球」→「下から上へ放る」→「2声」の繋がりができました。
最後に、これを野球らしく解釈するとこうなります。
①バットでボールを「bàng!」と打つ。
②打ったボールが↗︎の軌道を描く。
これで「棒球」が「4声+2声」であるということは忘れようがなくなりました。
イメージ図
今回のまとめ
「棒球ではボールをバン!と打って空高く舞い上げる」
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