中国語を学習する上で必須である「声調」を覚えるコツを、ふざけながら紹介するコーナーです。
中国語の勉強をする上で、特に難しいと感じられるのは声調の存在ではないでしょうか?
「漢字の読み方を覚えるだけでもたいへんなのに、声調まで覚えていられない」
「ほかの漢字とこんがらがって、なかなか覚えられない」
私は、こういう苦手意識から中国語の勉強を断念してしまう方を多くみてきました。
日本語にもイントネーションの上下はもちろんありますが、「声調」という概念はありません。
なので、漢字ひとつひとつの読みの方のほかに更に声調を覚えるというのは、日本語を母語とする方にとっては慣れない作業なのでたいへんなんですね。
ところがですね。
逆に言うと、この声調さえ簡単に覚えることができれば、中国語の勉強を楽しく効率的に進めることができます。
ここでは漢字の声調を、色々な角度から解釈しつつ連想ゲームのように楽しく覚えられて、しかも忘れない方法を紹介します。
このブログが、より多くの中国語学習者の助けになれれば幸いです。
ふざけて覚える声調。第150回目は「杯子」です。
まずはご覧ください。
「杯子」は日本語で「コップ」という意味になります。
繁体字でも「杯子」で、そのままです。
声調は「1声」と「軽声の子」です。
今回は「杯子」から「1声」が連想されるようにしたいと思います。
コップと言えば乾杯
「杯」と言えば「乾杯」の「杯」ですね。
なので、「杯」から「乾杯」を連想するのは簡単だと思います。
まずは「杯子」→「乾杯」と繋がるようにしましょう。
さて、「乾杯」とはどういう動作でしょうか。
乾杯とは、コップとコップをお互いに軽くぶつけ合う動作ですよね。
この時、コップが描く軌道を思い出してみてください。
振り下ろしたり、突き上げたり、V字を描いたりしませんよね。
比較的まっすぐに、水平にお互いのコップをぶつけあいます。
つまり、「乾杯」とは「水平」にコップをぶつけあう動作だと言えます。
4つの声調記号の中で水平なものは「1声」ですね。
これなら、「杯子」→「乾杯」→「1声」と連想させることができます。
ちなみに、そもそも「乾杯」を表す「干杯」も1声+1声なので、この機に覚えてしまうと楽ちんです。
今回のまとめ
「乾杯は杯子は水平に当てるから1声」
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