中国語を学習する上で必須である「声調」を覚えるコツを、ふざけながら紹介するコーナーです。
中国語の勉強をする上で、特に難しいと感じられるのは声調の存在ではないでしょうか?
「漢字の読み方を覚えるだけでもたいへんなのに、声調まで覚えていられない」
「ほかの漢字とこんがらがって、なかなか覚えられない」
私は、こういう苦手意識から中国語の勉強を断念してしまう方を多くみてきました。
日本語にもイントネーションの上下はもちろんありますが、「声調」という概念はありません。
なので、漢字ひとつひとつの読みの方のほかに更に声調を覚えるというのは、日本語を母語とする方にとっては慣れない作業なのでたいへんなんですね。
ところがですね。
逆に言うと、この声調さえ簡単に覚えることができれば、中国語の勉強を楽しく効率的に進めることができます。
ここでは漢字の声調を、色々な角度から解釈しつつ連想ゲームのように楽しく覚えられて、しかも忘れない方法を紹介します。
このブログが、より多くの中国語学習者の助けになれれば幸いです。
ふざけて覚える声調。第143回目は「图」です。
まずはご覧ください。
「图」は日本語で「絵 え」や「図 ず」という意味です。繁体字では「圖」と書きます。
声調は「2声」です。
今回は「图」というものの、本質的な側面から声調を覚えていきたいと思います。
「图」という単語を「絵 え」と訳した場合、空間的な捉え方をすると、これは2次元になります。
簡単な例だと「アニメを2次元」「現実を3次元」という言い方もしますね。
ここでまず、「图=2次元」と連想できるようにしましょう。
そして「图」の声調は2声です。「2次元」と同じ数字ですね。
つまり「图」→「2次元」→「2声」と連想できれば、簡単に声調を覚えることができます。
これなら忘れませんね。
イメージ图
今回のまとめ
「图は2次元」
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