中国語を学習する上で必須である「声調」を覚えるコツを、ふざけながら紹介するコーナーです。
中国語の勉強をする上で、声調を覚えるのが難しいという声を頻繁に耳にします。
日本語にもイントネーションの上下はもちろんありますが、「声調」という概念はありませんからね。
漢字ひとつひとつの声調を覚えるというのは、慣れない作業なのでたいへんです。
ここでは漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、連想ゲームのように楽しく覚えられて、しかも忘れない方法を紹介します。
試験や会話中での「あの声調なんだっけ」がきっとなくなるはずです。
このブログが、より多くの中国語学習者の助けになれれば幸いです。
ふざけて覚える声調。第118回目は「腿と脚」です。
まずはご覧ください。
「腿」は日本語で「脚 あし」。つまり「足の付け根からくるぶし」のことです。
繁体字でも同じ表記です。
「脚」は日本語で「足 あし」。こちらは「くるぶしからつま先」のことです。
こちらは繁体字の場合「腳」と書きます。
声調はどちらも「3声」です。
今回は人体の特徴から声調と結びつけてみたいと思います。
「腿」も「脚」も、どちらにも共通していることは関節があることです。
「腿」には膝がありますし、「脚」には足首と指がありますね。
関節があるから、膝や指は曲げることができます。
まずはここで、「腿・脚」→「関節」と連想できるようにしましょう。
続いて声調ですが、4つの声調記号のうち一つだけ曲がっているものがありますね。
そうです「3声」です。まるで関節があるようです。
つまり、「腿・脚」→「関節」→「曲がる」→「3声」と連想できれば、声調を簡単に覚えることができます。
イメージ図
今回のまとめ
「腿と脚は曲がる」
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