中国語を学習する上で必須である「声調」を覚えるコツを、ふざけながら紹介するコーナーです。
中国語の勉強をする上で、特に難しいと感じられるのは声調の存在ではないでしょうか?
「漢字の読み方を覚えるだけでもたいへんなのに、声調まで覚えていられない」
「ほかの漢字とこんがらがって、なかなか覚えられない」
私は、こういう苦手意識から中国語の勉強を断念してしまう方を多くみてきました。
日本語にもイントネーションの上下はもちろんありますが、「声調」という概念はありません。
なので、漢字ひとつひとつの読みの方のほかに更に声調を覚えるというのは、日本語を母語とする方にとっては慣れない作業なのでたいへんなんですね。
ところがですね。
逆に言うと、この声調さえ簡単に覚えることができれば、中国語の勉強を楽しく効率的に進めることができます。
ここでは漢字の声調を、色々な角度から解釈しつつ連想ゲームのように楽しく覚えられて、しかも忘れない方法を紹介します。
このブログが、より多くの中国語学習者の助けになれれば幸いです。
ふざけて覚える声調。第139回目は「护照」です。
まずはご覧ください。
「护照」は日本語で「パスポート」のことです。繁体字では「護照」となります。
声調は「4声+4声」です。
今回は「护照」を使うシーンをイメージしながら声調をマスターしましょう。
パスポートというのは、必要なときに提出するものですね。
空港で、チケットカウンターやイミグレで提出するのが一般的です。
チケットカウンターでもイミグレでも、パスポートをカウンターに置きますよね。
まずは、この「置く」というキーワードを「护照」から連想できるようにしてください。
「护照」の声調である「4声」は、上から下に向かっていきます。
「置く」という動作も、上から下に向かって着地させることになりますよね。
つまり、「护照」→「カウンターに置く」→「4声」と連想させることができれば、声調を簡単に覚えてしまうことができます。
これなら忘れませんね。ぜひ試してみてください。
イメージ図
今回のまとめ
「护照は置く」
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