中国語を学習する上で必須である「声調」を覚えるコツを、ふざけながら紹介するコーナーです。
中国語の勉強をする上で、特に難しいと感じられるのは声調の存在ではないでしょうか?
「漢字の読み方を覚えるだけでもたいへんなのに、声調まで覚えていられない」
「ほかの漢字とこんがらがって、なかなか覚えられない」
私は、こういう苦手意識から中国語の勉強を断念してしまう方を多くみてきました。
日本語にもイントネーションの上下はもちろんありますが、「声調」という概念はありません。
なので、漢字ひとつひとつの読みの方のほかに更に声調を覚えるというのは、日本語を母語とする方にとっては慣れない作業なのでたいへんなんですね。
ところがですね。
逆に言うと、この声調さえ簡単に覚えることができれば、中国語の勉強を楽しく効率的に進めることができます。
ここでは漢字の声調を、色々な角度から解釈しつつ連想ゲームのように楽しく覚えられて、しかも忘れない方法を紹介します。
このブログが、より多くの中国語学習者の助けになれれば幸いです。
ふざけて覚える声調。第134回目は「眼镜」です。
まずはご覧ください。
「眼镜」は日本語で「眼鏡 めがね」という意味です。繁体字では日本語と同じく「眼鏡」となります。
声調は「3声+4声」です。
今回は眼鏡を作る時の様子から声調をイメージできるようにしてみたいと思います。
眼鏡を作る時、視力測定をします。そして乱視などがないかも確認してからレンズを作ってもらいます。
視力検査をする時に、とある機械を使うんですが、その機械が「眼镜」の声調を覚えるのにうってつけなんですね。
専用の機械で視力検査をしなければいけないとなると、顔を固定しなくてはなりません。
顔を固定する上で一番効率がいいのは、アゴを固定することです。
アゴを置く場所があってアゴを安定させることによって、スムーズに視力検査を行うことができます。
そうです。この「アゴを置く」というキーワードが今回のポイントです。
「眼镜」の声調は「3声」と「4声」です。
「3声」の声調記号は「v」この様な形になっていますね。顎がちょうどフィットする形になっています。
「4声」は上から下に下がっていくことを表していますから、「顎を置く」という動作を連想させることができますね。
つまり、眼鏡を作る時は「[v]に顎を置く」ということです。
これなら簡単に覚えられますね。
イメージ図
今回のまとめ
「眼镜を作るには視力検査から」
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