中国語を学習する上で必須である「声調」を覚えるコツを、ふざけながら紹介するコーナーです。
中国語の勉強をする上で、特に難しいと感じられるのは声調の存在ではないでしょうか?
「漢字の読み方を覚えるだけでもたいへんなのに、声調まで覚えていられない」
「ほかの漢字とこんがらがって、なかなか覚えられない」
私は、こういう苦手意識から中国語の勉強を断念してしまう方を多くみてきました。
日本語にもイントネーションの上下はもちろんありますが、「声調」という概念はありません。
なので、漢字ひとつひとつの読みの方のほかに更に声調を覚えるというのは、日本語を母語とする方にとっては慣れない作業なのでたいへんなんですね。
ところがですね。
逆に言うと、この声調さえ簡単に覚えることができれば、中国語の勉強を楽しく効率的に進めることができます。
ここでは漢字の声調を、色々な角度から解釈しつつ連想ゲームのように楽しく覚えられて、しかも忘れない方法を紹介します。
このブログが、より多くの中国語学習者の助けになれれば幸いです。
ふざけて覚える声調。第124回目は「个子と背」です。
まずはご覧ください。
「个子」は日本語で「背丈 せたけ」のことです。繁体字では「個子」です。
声調は「4声+軽声」になります。
「背」は「背中 せなか」のことです。繁体字での表記も同じです。
声調は「4声」になります。
今回はそれぞれの単語の共通点を使って、声調を覚えてみましょう。
「个子」も「背」も日本語に訳すと、どちらも「背」というキーワードが出てきます。
日本語では「身長」という意味でも「背」と言いますし、「背中」という意味でも「背」と言いますよね。
つまり中国語の「个子」と「背」は、「日本語での背」という共通点があると言えます。
中国語で「背」は「4声」です。
「个子」も見方によれば「4声だけ」と言えます。
つまり、「背 せ」つながりの「个子と背」はどちらも4声ということになります。
イメージ図
※全く同じ覚え方を使った例もあるので、こちらも参考にしてください。
関連記事:【ふざけて覚える声調 #123】肚子と背
今回のまとめ
「个子も背も同じ4声」
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