中国語を学習する上で必須である「声調」を覚えるコツを、ふざけながら紹介するコーナーです。
中国語の勉強をする上で、声調を覚えるのが難しいという声を頻繁に耳にします。
日本語にもイントネーションの上下はもちろんありますが、「声調」という概念はありませんからね。
漢字ひとつひとつの声調を覚えるというのは、慣れない作業なのでたいへんです。
ここでは漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、連想ゲームのように楽しく覚えられて、しかも忘れない方法を紹介します。
試験や会話中での「あの声調なんだっけ」がきっとなくなるはずです。
このブログが、より多くの中国語学習者の助けになれれば幸いです。
ふざけて覚える声調。第101回目は「历史」です。
まずはご覧ください。
「历史」は日本語で「歴史」のことです。繁体字では「歷史」と表記されます。
声調は「4声+3声」です。
今回は中国の歴史と声調をリンクさせて覚えてみます。
中国の歴史と言えば、中国4000年というフレーズが有名ですね。
(「中国◯千年」という認識には諸説あるそうですが、ここでは割愛します。)
中国の歴史は、この4000年の間に王朝が興っては滅びてを繰り返してきました。
例えば、日本で三国志は昔から有名ですし、最近では達人伝やキングダムのおかげで春秋戦国時代もかなり有名になりましたね。
ああいうことが4千年続いてきた訳ですから、中国の歴史はとんでもなく紆余曲折を経てきたと言えます。
この記事は中国語に関する記事なので中国の歴史を取り上げましたが、中国に限らず人間の歴史というのは全ての国や地域で紆余曲折を経てここまでやってきました。
それでは、中国の歴史のこういった側面と「历史」の声調とを結びつけてみます。
まず、「历」は「4声」なので、「4000年の4」と捉えます。
そして「史」は「紆余曲折」の「曲折」から「3声」と捉えます。
こうして、「历史」→「4声+3声」とイメージできるようにしましょう。
これなら忘れませんね。
イメージ図
今回のまとめ
「中国4000年は紆余曲折の历史だった」
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