中国語を学習する上で必須である「声調」を覚えるコツを、ふざけながら紹介するコーナーです。
中国語の勉強をする上で、声調を覚えるのが難しいという声を頻繁に耳にします。
日本語にもイントネーションの上下はもちろんありますが、「声調」という概念はありませんからね。
漢字ひとつひとつの声調を覚えるというのは、慣れない作業なのでたいへんです。
ここでは漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、連想ゲームのように楽しく覚えられて、しかも忘れない方法を紹介します。
試験や会話中での「あの声調なんだっけ」がきっとなくなるはずです。
このブログが、より多くの中国語学習者の助けになれれば幸いです。
ふざけて覚える声調。第97回目は「课本」です。
まずはご覧ください。
「课本」は日本語で教科書のことです。繁体字では「課本」。
声調は「4声+3声」です。今回は、授業が始まって教科書を開くまでの一連の流れから、声調を連想できるようにします。
「课」は授業のことです。
授業が始まるときは「上课」。終わるときは「下课」と言います。
「上课」の合図共に、「起立→着席→教科書を開く」という流れになりますね。
「课本」の声調は、この「着席→教科書を開く」から連想させます。
まず「着席」というのは、体が下に向かって降りています。
これを「4声」と結びつけましょう。
続いて、「教科書を開く」という動作を、その形から「3声」と結び付けます。
こうすれば、「4声→3声」と連想させることができます。
イメージ図
「本 běn」の声調は3声ですが、日本語で言う「本 ほん」のことを中国語では一般的に「书 shū」と言います。
こちらの声調の覚え方は別の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
関連記事:【ふざけて覚える声調 #76】书
今回のまとめ
「课本は着席してから開く」
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