中国語を学習する上で必須である「声調」を、ふざけながら覚えようというコーナーです。
声調の習得に反復練習は不可欠です。実際に会話するときは拼音や声調など、考えなくてもすらすら出てくるぐらいのレベルを求められます。
ただ我々は外国語として中国語を学ぶので、コミュニケーションに支障がない範囲では、発音を考えながら話しても問題はないはずです。
ここでは連想ゲームのように漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、上手いこと頭にたたきこんでいきましょう。
試験や会話中の「あの声調なんだっけ」がきっとなくなるはずです。
中国語の勉強の息抜きに読んでいただけたらと思います。
ふざけて覚える声調。第79回目は「电脑と电影」です。
まずはご覧ください。
「电脑」は日本語で「パソコン」のことです。繁体字では「電腦」になります。
「电影」は日本語で「映画」のことです。繁体字では「電影」となります。
声調はどちらも「4声+3声」です。
「电」の声調の覚え方は別の記事で紹介したので、「脑」の声調の覚え方からやっつけてしまいましょう。
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「脑」は日本語で「脳」のことです。この声調を覚えるコツは繁体字にあります。
改めて、「脑」の繁体字は「腦」です。
よく見てください。なんと3声が三つも紛れ込んでいるではありませんか!!
このよくばりさんめ!
これで「电脑」の声調は完璧ですね。
続いて「电影」の声調は、先程覚えた「电脑」の声調と全く同じ「4声+3声」の組み合わせです。
つまり「电影」からすぐに「电脑」をイメージできれば、どちらの声調もマスターできることになります。
ここは「パソコンで映画を観る」と覚えましょう。
「パソコンで映画を観る」→「パソコンも映画もどちらも4声+3声」と連想できるようになればしめたものです。
これなら絶対に忘れません。
イメージ図
今回のまとめ
「脑の繁体字には3声が3つも隠れている」
「电脑で电影を観る」
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