中国語を学習する上で必須である「声調」を、ふざけながら覚えようというコーナーです。
声調の習得に反復練習は不可欠です。実際に会話するときは拼音や声調など、考えなくてもすらすら出てくるぐらいのレベルを求められます。
ただ我々は外国語として中国語を学ぶので、コミュニケーションに支障がない範囲では、発音を考えながら話しても問題はないはずです。
ここでは連想ゲームのように漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、上手いこと頭にたたきこんでいきましょう。
試験や会話中の「あの声調なんだっけ」がきっとなくなるはずです。
中国語の勉強の息抜きに読んでいただけたらと思います。
ふざけて覚える声調。第77回目は「词典」です。
まずはご覧ください。
「词典」は日本語で「辞典・辞書」のことです。繁体字では「詞典」となります。
声調は「2声+3声」です。今回も「报纸」と同様に、辞典を手に取って読むまでの一連の流れから声調をイメージできるようにしたいと思います。
関連記事:【ふざけて覚える声調 #74】报纸
今はもう、実物の辞典を開く機会はほとんどなくなってしまいましたね。
紙の辞典はおろか、電子辞書ですら使われなくなりました。もっぱらアプリで済んでしまいますから。
ただ、まだまだ「辞典・辞書」と聞けば、あの重くてずっしりとした分厚い本をイメージすることは難しくありません。
まずは、本棚から辞典を取り出してください。
誰もが本棚に並んでいる本を引き抜く時は、人差し指で本の上の部分を引っ張って、一旦傾けてから引っ張りあげますよね。
その本を取り出す動作を「2声」の形と繋げてしまいましょう。
本を傾けた時の形が「2声」の形と似ていますね。
そして本を開いた時の形を「3声」の声調記号とリンクさせてしまえば完成です。
こうして「本を取り出して、開く」動作から「2声+3声」をイメージさせることができるようになりました。
これなら忘れません。
イメージ図
今回のまとめ
「词典は本棚から取り出して開いて読む」
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