中国語を学習する上で必須である「声調」を、ふざけながら覚えようというコーナーです。
声調の習得に反復練習は不可欠です。実際に会話するときは拼音や声調など、考えなくてもすらすら出てくるぐらいのレベルを求められます。
ただ我々は外国語として中国語を学ぶので、コミュニケーションに支障がない範囲では、発音を考えながら話しても問題はないはずです。
ここでは連想ゲームのように漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、上手いこと頭にたたきこんでいきましょう。
試験や会話中の「あの声調なんだっけ」がきっとなくなるはずです。
中国語の勉強の息抜きに読んでいただけたらと思います。
ふざけて覚える声調。第76回目は「书」です。
まずはご覧ください。
「书」は日本語で「本」のことです。繁体字と日本語表記では「書」で表します。
声調は2声です。今回は、本を置いたときの形から声調をイメージできるようにしましょう。
本棚に本をしまっておく時は、本は立っている状態です。
いざ本を読もうとして本を机に置くと、本は寝ている状態になりますね。
「书」はこの本を寝かせておいた状態をイメージして「1声」と覚えましょう。
イメージ図
「じゃあ[本]は3声だけどどう区別すんだよおら」という方はご安心ください。
本・書籍の総称として「书本」という言葉があります。
「书」で本を置いて「本」で本を開く。と覚えれば、本を読み始めるまでの一連の流れになります。
つまり「1声(本を寝かせて置く形)」→「3声(本を開いたときの形)」と連想させることができますね。これなら覚えやすいですね。
今回のまとめ
「书は寝かせて置く」
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