中国語を学習する上で必須である「声調」を、ふざけながら覚えようというコーナーです。
声調の習得に反復練習は不可欠です。実際に会話するときは拼音や声調など、考えなくてもすらすら出てくるぐらいのレベルを求められます。
ただ我々は外国語として中国語を学ぶので、コミュニケーションに支障がない範囲では、発音を考えながら話しても問題はないはずです。
ここでは連想ゲームのように漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、うまいこと頭にたたきこんでいきましょう。
試験や会話中の「あの声調なんだっけ」がきっとなくなるはずです。
中国語の勉強の息抜きにに読んでいただけたらと思います。
ふざけて覚える声調。第60回目は「气」です。
まずはご覧ください。
「气」は日本語で色々な意味を持っています。
名詞としては「人の精神状態・気体・天気」などの意味をもち、動詞では「怒る・怒らせる」という意味があります。
繁体字では「氣」と表記されます。日本語では「気」ですね。
声調は4声です。それでは今回もふざけて覚えてみましょう。
「気」という字を一文字だけで見ると、「元気」とか「気合」とかで使われる「人の精神状態」としての「気」が思い出されると思います。
「気を貯める」とか「気を発する」などでも使われますね。
今回「气」の声調を覚える方法として、そういった「気」のイメージを使いたいと思います。
まず丹田(おへその下)に気を集めます。
鼻で息を吸いながら、腹式呼吸で丹田に気を集めることをイメージしてください。
そして一旦集めた気を、利き手の反対の手に移動させて振り上げてください。
(呼吸は止めないでください)
あとはそれを打ちおろすだけです。
いかがでしょうか。
「打ちおろす」という行為が、上から下へ力強く落ちる4声の発音と似ていると感じたはずです。
つまり「气」の声調は、気を貯めてチョップする姿をイメージすることで覚えられるとうことです。
イメージ図
ちなみに、チョップする手が利き手と反対なのは、利き手は試験中にペンを持っているためです。持ち替えるとロスになりますからね。
今回のまとめ
「气を貯めてチョップ」
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