中国語を学習する上で必須である「声調」を、ふざけながら覚えようというコーナーです。
声調の習得に反復練習は不可欠です。実際に会話するときは拼音や声調など、考えなくてもすらすら出てくるぐらいのレベルを求められます。
ただ我々は外国語として中国語を学ぶので、コミュニケーションに支障がない範囲では、発音を考えながら話しても問題はないはずです。
ここでは連想ゲームのように漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、うまいこと頭にたたきこんでいきましょう。
試験や会話中の「あの声調なんだっけ」がきっとなくなるはずです。
中国語の勉強の息抜きにに読んでいただけたらと思います。
ふざけて覚える声調。第59回目は「雨と雪」です。
まずはご覧ください。
「雨」は日本語で「あめ」のことです。「雨」は繁体字でも「雨」と表記されます。
「雪」は日本語で「ゆき」のことです。「雪」も同じく繁体字でも「雪」と表記されます。
声調はどちらも「3声」です。雨と雪の声調が同じというのは覚えやすくて助かりますね。
それではさっそく声調を覚えていきましょう。
雨も雪も空から降りてくるものです。
「雨が降る・雪が降る」は中国語ではそれぞれ「下雨・下雪」と言い、上から下に下がるという表現がされています。
「上から下に下がる」からイメージできるのは基本的に4声なのですが、今回は3声なので別の角度から見ていきます。
まず、3声の声調記号である「∨」を「下に向いた矢印」と捉えます。
こんな感じ
それから、雨や雪が雲から地面に向かって落ちていくのを矢印で表してみます。
イメージ図
4声の声調記号だと、どうしても「大雨・大雪」のイメージが先行してしまうので、まっすぐ落ちる3声がちょうど良い感じに「雨・雪」を表していますね。
「雨・雪」の声調は、ぜひゆっくり降りてくるイメージをもって覚えてみてください。
今回のまとめ
「雨と雪はまっすぐ降る」
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