中検準4級レベル

【ふざけて覚える声調 #49】鱼

中国語を学習する上で必須である「声調」を、ふざけながら覚えようというコーナーです。

声調の習得に反復練習は不可欠です。実際に会話するときは拼音や声調など、考えなくてもすらすら出てくるぐらいのレベルを求められます。

ただ我々は外国語として中国語を学ぶので、コミュニケーションに支障がない範囲では、発音を考えながら話しても問題はないはずです。

ここでは連想ゲームのように漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、うまいこと頭にたたきこんでいきましょう。

試験や会話中の「あの声調なんだっけ」がきっとなくなるはずです。

中国語の勉強にちょっと疲れた方々の癒しになれればと思います。

ふざけて覚える声調。第49回目は「鱼」です。

まずはご覧ください。

「鱼」は日本語で「さかな」を意味します。繁体字だと「魚」になります。

声調は2声です。

私が中国国際航空(CA)に乗った時、機内食を「牛肉饭」と「鱼肉饭」のどちらにするか聞かれました。

自信たっぷりに「牛肉饭!」と言ったつもりなのですが、出てきたのは「鱼肉饭」。

「牛」も「鱼」も声調はどちらも「2声」なので「niu」と「yu」の発音が曖昧だったのでしょう。修行が足りませんでした。中国語の習得には拼音も声調もどちらも本当に大事ですね。
関連記事:【ふざけて覚える声調 #30】と菜と肉
関連記事:【ふざけて覚える声調 #46】牛

今回は「鱼」の声調を覚える方法として、さかなの動きを連想して覚えてみます。

魚は水中で生息する生き物ですが、水面を跳ねて水から顔を出すシーンもよく見られますね。

さかなが水面を跳ねる理由には、水中の天敵から逃げたり体についた寄生虫を取り払ったりなど、様々な理由があるそうです。

2声の声調記号も音程を下から上に上げる過程を表しています。さかなが飛び跳ねる動きと似ていると思いませんか?

「鱼」の声調はぜひ、さかなが飛び跳ねる姿を思い浮かべて覚えてください。

イメージ図

中国料理でもよく使われる「鱼」。したがって、料理名にも「鱼」の字がよく使われます。

中国料理の名前には、普段見慣れない漢字もよく使われるので、まずは「鱼」などベースとなる食材の発音からマスターして色んな料理を注文できるように覚えていきたいですね。

今回のまとめ

「鱼の声調はさかなが水面を跳ねるイメージで覚える」

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