中国語を学習する上で必須である「声調」を、ふざけながら覚えようというコーナーです。
中国語の習得に反復練習は不可欠です。実際に会話するときは拼音や声調など、考えなくてもすらすら出てくるぐらいのレベルを求められます。
ただ我々は外国語として中国語を学ぶので、コミュニケーションに支障がない範囲では発音を考えながら話しても問題はないはずです。
ここでは連想ゲームのように漢字と声調を、偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、うまいこと頭にたたきこんでいきましょう。
試験や会話中の「あの声調なんだっけ」がきっとなくなるはずです。
中国語の勉強にちょっと疲れた方々の癒しになれればと思います。
ふざけて覚える声調。第44回目は「红と绿」です。
まずはご覧ください。
「红」は日本語で「赤」を表します。他に「幸運だ、順調だ」という意味も表すようですが、ここでは色のイメージで覚えたいと思います。繁体字は「紅」です。
「绿」は「みどり」を表します。繁体字は「緑」です。
「红」の声調は2声で「绿」の声調は4声です。
今回はそれぞれの色の持つ心理的な効果と声調のイメージをつなげて覚えましょう。
色というのは、それを見る人に様々な心理的な影響を与える効果があります。
例えば「赤色」の場合は、気分を高揚させたり行動を積極的にさせたり、様々な効果があると言われています。
「緑色」の場合は心を落ち着かせる効果などが代表的ですね。
色が持つ効果は様々ですが、今回は「红」と「绿」の声調とシンプルにつなげるために、「赤色」は気持ちを高める。「緑色」は気持ちを落ち着かせる。と覚えてしまいましょう。
「赤色」の「気持ちを高める」という効果は下から上に上がっていく2声と共通します。
「緑色」の「気持ちを落ち着かせる」という効果は上から下に下がっていく4声と共通しますね。
これなら赤と緑のイメージと合わさって、すぐにそれぞれの声調を思い出すことができます。
イメージ図
今回のまとめ
「红は気持ちを高め、绿は気持ちを落ち着かせる」
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