中国語を学習する上で必須である「声調」を、ふざけながら覚えようというコーナーです。
声調の習得に反復練習は不可欠です。実際に会話するときは拼音や声調など、考えなくてもすらすら出てくるぐらいのレベルを求められます。
ただ我々は外国語として中国語を学ぶので、コミュニケーションに支障がない範囲では、発音を考えながら話しても問題はないはずです。
ここでは連想ゲームのように漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、うまいこと頭にたたきこんでいきましょう。
試験や会話中の「あの声調なんだっけ」がきっとなくなるはずです。
中国語の勉強にちょっと疲れた方々の癒しになれればと思います。
ふざけて覚える声調。第29回目は「附近」です。
まずはご覧ください。
「附近」は日本語で「近く」という意味になります。
声調は4声+4声です。「现在」や「最后」などと同じ組み合わせですね。
関連記事:【ふざけて覚える声調 #21】现在
関連記事:【ふざけて覚える声調 #23】最后
今回は「附近」という単語の意味と、4声を連想できるようにチャレンジしていきます。
「附近」の意味は最初に書いたとおり、「近く」という意味になります。
近いということは、距離が短いと言い換えることができますね。
一方、4声の特徴は他の声調と比べて「短く鋭く発音する」と多くの方が習ったはずです。
「距離が短い」ということと「発音が短い」ということで共通点が出てきました。
図にするとこうなります。
それでは、今回はこのようにまとめたいと思います。
「距離が短いことを表す附近は、発声が短い4声」
これならもしも「附近」の声調が怪しくなっても、思い出す手がかりになりますね。
それではまた次回。
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