中国語を学習する上で必須である「声調」を、ふざけながら覚えようというコーナーです。
声調の習得に反復練習は不可欠です。実際に会話するときは拼音や声調など、考えなくてもすらすら出てくるぐらいのレベルを求められます。
ただ我々は外国語として中国語を学ぶので、コミュニケーションに支障がない範囲では、発音を考えながら話しても問題はないはずです。
ここでは連想ゲームのように漢字と声調を偏見と屁理屈とこじつけを総動員して、うまいこと頭にたたきこんでいきましょう。
試験や会話中の「あの声調なんだっけ」がきっとなくなるはずです。
中国語の勉強にちょっと疲れた方々の癒しになれればと思います。
ふざけて覚える声調。第27回目は「右边と左边」です。
まずはご覧ください。
日本語の漢字の意味と同じく「右边」はみぎを表し、「左边」はひだりを表します。
「右」の声調は4声で、「左」の声調は3声です。
今回は中国の車線を使って、右と左をセットで覚えてみたいと思います。
中国では日本とは車線が逆で、右車線を走るようになっています。
こんな感じです
それではまず右に曲がってみましょう。
日本とは逆なので、右折は短く曲がります。巻き込み確認を忘れずに。
続いて、左に曲がってみましょう。
左折の場合は、このように大きく曲がらなければいけません。右折より難しいですね。
いかがでしょうか。それぞれの声調と共通するところが見えてきませんか。
右の声調は短く鋭く発生する4声です。中国での右折も短く曲がりますね。
左の声調は一度沈んで上がるので長く発音します。
左折は右折に比べて走行距離が長くなりますよね。
これなら、覚えやすいはずです。
それでは今回はこうまとめましょう。
「中国では右折は短く折れるので、右は短く発音する4声」
「中国では左折は大きく曲がるので、左は長く発音する3声」
ぜひ、右左の声調記号があいまいになったら、中国の交通事情と一緒に思い出してください。
それではまた次回。
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